ふれ愛交差点 2025年12月号
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くらしの歳時記師走住州□果□至陽来復1□ □□ □□ □□□□し わ す□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ □みか一般的に出回るみかんは温一んんと呼ばれるものです。日本原産の柑柑橘で、明治時代から本格的に栽培がが行われました。本来の旬は冬ですがが、温室栽培も盛んで、5月頃から見かけることも多くなりました。和歌山県や愛媛県、静岡県などが産地として有名です。ビタミンCを含みます。保存法風通しのいい冷暗所で保存できます。冷蔵庫の野菜室に入れてもOKです。ヘタの周辺がかたいので下向きにして保存すると、果肉に負担がかからず傷みにくいといわれています。長ねぎは一般的に白い部分を食べる根深ねぎのことをいいます。鍋料理に使われるほか、炒めものや煮もの、薬味野菜としても重宝され、加ねぎ」「下仁熱すると甘みが出てやわらかくなります。「加賀ねぎ」「千田ねぎ」など形や味わいに特徴を持ったご当地ねぎも。緑色の部分はβ-カロテンを多く含むので、捨てずに利用しましょう。」で」とも成長段階でいくつもの名前がある出世魚です。体長約80㎝以上のものがぶりと呼ばれます。産卵や越冬のために南下してきた冬のぶりは寒ぶりと呼ばれ、脂がのってよりおいしくなります。刺身やぶりしゃぶ、照り焼き、ぶり大根などで楽しみましょう。出世魚であることから、立身出世を願う縁起物として、おせち料理などハレの日の料理にも用いられます。うとされる保存法乾燥しないようにラップで包むかポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。泥付きのものは新聞紙で包み、根を下にして冷暗所に立てて保存しましょう。保存法切身の表面についている水分をペーパータオルで取り、1切れずつラップで包んでから保存袋に入れ、冷蔵庫に入れましょう。傷みやすいのでできるだけ早く食べきりましょう。December [師 12月の和風月名は「師走」です。師走のいわれは、普段は落ち着いている僧侶も多忙で走り回るからとか、年が終わる月をいう「年わす」となったなど諸説あります。 22日は二十四節気のひとつ「冬す。一年で最も日が短く夜が長い日で、この日を過ぎると日が長くなり、太陽の力が強くなっていくことから、運気が上昇することを意味する「一呼ばれます。この日はかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりする風習があります。栄養が豊富で保存がきくかぼちゃを食べて、寒い冬を乗りきろうという先人の知恵です。また、邪気を祓ゆずの香りのお風呂に入ると、風邪をひかずに冬を越せる、といわれています。 31日は大晦の終わりと新しい年の幕開けを感じます。大晦日といえば年越しそばです。細く長いそばを食べて、健康で長生きできるようにと願いを込めます。切れやすいそばには、今年の災厄を断ち切るという意味合いもあります。走]つ」が変化して「しはす」「し日。除夜の鐘の音に、一年みみかん長ねぎぶりの 食 材 12月

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