12346だし巻き卵ここで紹介している卵最初 の 卵 液 が 焼 け材料(1本分)卵…3個だし汁…45㎖うすくちしょうゆ…小さじ1サラダ油…適量大根おろし、しょうゆ…各適量とだし 汁 の 割 合 は、家庭で簡単に作れるくらいの分量です。だし汁の量が増えるほど扱いはむずかしくなりますが、倍量(卵 3 個に 90㎖程度)くらいまで増やすとよりジューシーでほわっとした、料亭風のだし巻き卵になります。慣れてきたら少しずつだし汁を増やしてみてください。卵液の味付けはお吸いものくらいの塩分濃度がベストです。ボウルに卵を溶きほぐし、だし汁、うすくちしょうゆの順に加えて混ぜる。卵焼き器全体にペーパータオルで油をたっぷりと塗り、強めの中火にかける。菜□の先で卵液を落としてみて、ジュッとなるくらいに熱したら、卵液をお玉1杯ほど流し入れる。全体に広げ、卵液が流れなくなったら奥から手前にくるくると巻く。奥側に油を塗り、巻いた卵を奥に寄せる。手前にも油を塗り、卵液をお玉1杯ほど加えて広げ、奥に寄せた卵の下にも行き渡らせる。同様にくるくると巻く。これを卵液がなくなるまで数回繰り返す。巻きすに取り出して形をととのえ、2分ほどおいて形をなじませる。食べやすく切って器に盛り、大根おろしを添え、大根おろしにしょうゆをかける。〈林さん〉 だし巻き卵は修業時代に繰り返し焼いて練習していました。卵焼き器に一度に入れる卵液の量はお玉1杯くらい(約60㎖)にとどめ、薄い卵焼きを何層にも重ねていくイメージで作ってみてください。卵焼き器の底全体にしっかり熱が行き渡るように気をつけるのも大事。卵液が流れないくらいの状態まで焼いてから巻き始めると、ふんわり焼き上がります。お弁当に入れるなら、だし汁に片栗粉を小さじ1/3ほどを混ぜると、冷めても汁が流れ出にくくなります。てきたら、細めに巻いてしっかりした芯を作るようにすると、仕上がりの形が決まります。巻く時はフライ返しを使うと、慣れていない方でも巻きやすいですよ。火加減は最後まで強めの中火でOK。巻く時に手間取ってしまうと火が入りすぎてしまうので、火からおろして作業しても大丈夫です。
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