ふれ愛交差点 2025年11月号
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くらしの歳時記霜月□□しも□□□□□つき□□□□□□□□□□□□□□□□□春にかわいい花を咲かせ、葉の形が菊の葉に似ているためこの名がついたといわれています。独特の香りが持ち味の冬の代表的な緑黄色野菜で、鍋料理などによく使われます。関西では「菊加熱するとほろ苦さを感じることがありますが、生ではあまり苦みを感じません。洗ってそのままサラダなどにするのもおすすめです。」と冬が旬のかきは「真がき」で、生のままレモン汁やぽん酢しょうゆなどをかけて食べたり、鍋料理の具材、衣をつけたフライなど、さまざまな調理法で食べられています。広島県や宮城県での養殖が有名で、全国の生産量の6〜7割を占めています。生食用と加熱用がありますが、これは育成環境や出荷工程の違いによるもので、生食用はさっぱり、加熱用は濃厚な味わいが楽しめます。保存法パックのまま冷蔵庫で保存します。あればチルド室がおすすめです。傷みやすいので、表示の消費期限を守って食べきりましょう。保存法湿らせたペーパータオルなどで全体を包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。立てて保存するとより新鮮さが長持ちします。」と呼ばれることも。古くから世界中で愛されている果物のひとつ。「サンふじ」「シナノスイート」「ぐんま名月」など、さまざまな品種があり、それぞれ甘みや酸味、食感などに違いがあります。生のまま食べるのはもちろん、加熱して食べてもおいしく、お菓子の材料としてもよく使われます。食物繊維やビタミン類などを含みます。保存法直射日光を避けて、常温で保存が可能ですが、低温で湿度を保つとよりおいしさが長持ちします。ポリ袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。November [霜 11月の和風月名は「霜月」です。全国的に霜が降りる季節であることからこう呼ばれるようになりました。「霜もいいます。10月に出雲大社に集まった神々がそれぞれの場所に帰ることから「神感じる頃です。 7日は二十四節気のひとつ、立冬です。暦の上では、立冬から立春の前日(節分)までが冬ということになります。 秋から冬に変わるこの時期に最初に観測される、 毎秒 8m以上の北寄りの強い風は「木枯らし1号」と呼ばれ、木々の葉をちらします。 11月の行事としてよく知られるのは15日の七五三です。主に3歳女児、5歳男児、7歳女児のお祝いで、これまで無事に育ったことへの感謝と、これからのすこやかな成長を祈り、氏神さまにお参りをします。七五三に欠かせないもののひとつが「千いが込められています。袋には鶴亀や松竹梅など縁起のよい絵柄が描かれ、内祝いとして用いられることもあります。発祥については諸説ありますが、江戸時代に東京の浅草などで売り出されたのがはじまりとされています。月]菜□降月帰月1」の別名も。そろそろ冬の訪れを歳飴」。細長い□には長寿の願りんご春菊かきの 食 材 11月

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