□□□□(岐阜県の読者より)※本誌に関するご意見・ご感想をお寄せください(宛先は裏表紙に掲載) レシピはこちら(三重県の読者より)小豆は水洗いして鍋に入れ、たっぷりの水を加えて中火にかける。煮立ってきたら火を弱めて5分ほど煮て火を止める。30分ほど蒸らして(時間外)煮汁を捨て、さっと水洗いをする。鍋に小豆と小豆の3倍量の水(材料外)を入れて中火で熱し、沸騰したら弱火にし、ふたをして45〜50分やわらかくなるまで煮る。水200㎖(材料外)を加え、中火にして煮立たせ、ざらめと塩を加えて豆がつぶれないように混ぜる。ボウルに中力粉を入れ、材料のぬるま湯を少しずつ混ぜながら加えて、耳たぶくらいのかたさになるまでこねる。なめらかになったらラップに包んで30分ほどおく(時間外)。2をまな板にのせ、麺棒で3 ㎜くらいの厚さにのばし、長さ8㎝、幅8㎜に切る。鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら3を入れ、浮き上がったら1〜2分ゆで、水に取る。4を水から取り出して1の鍋に加え、火にかけてひと煮立ちさせる。 岩手県は森の国。四国に匹敵する県土の約8割が森林です。ううれしいお便りいただきました●『ふ●『ふれ愛交差点』を買い物の帰りの楽しみとしていただいています。どれもおいしくて、短時間で作れるメニューなので気に入っています。著者 □□□□さん1人分290kcal 塩分0.1 g 調理時間80分⊕※レシピは食べやすいように調整しています北上高地の秋景色自称 “おかずの旅人 ” こと服部一景さんが全国のふるさとの味を紹介する『おかずの本』は、全都道府県版の刊行を目指しています。本のお問い合わせは<開港舎>へ。 一服部景12345□□●てくる様子から「浮き浮き団子」とも呼ばれます。 県北地方ではおいしい味の例えを「くるみ味」と言うそうです。日常的にくるみを食べてきたからこそ生まれた素敵な表現です。縄文の頃から伝わる味覚なのかもしれません。小麦粉をひもかわ状に作って小豆汁に入れた「小豆ばっとう」は三陸沿岸や県南地方の行事食でしたが、今では全県で食べられている「くるみ味」。「うんめぇもんは、手数をかけてこしゃえねば…」地元のおばあちゃんの声が聞こえてきます。7月号の「たこポテサラダ」を作ったところ、家族に好評で、自分なりに具材や調味料を工夫して、毎日のように食卓に出しています。おいしいレシピを紹介してくださりありがとうございます!材料 (5人分)小豆(乾燥)…150gざらめ…120g塩…少々中力粉…150gぬるま湯(約55℃)…60〜70㎖雪深い秋田との県境が奥羽山脈、南流する北上川と三陸リアス式海岸の間に広がる北上高地の秋景色は曇天でも眩いほどです。冬が到来する前の一仕事が秋仕舞い。畑や庭の後片付けです。軒に大根の葉や柿を干したり、ひと冬の薪を用意したりと、冬支度が済んだところで収穫祭。「へっちょ(苦労)」したことをねぎらい、「へっちょこ団子」をいただきます。きびやもろこし粉の平たい団子を小豆汁に入れ、煮上がると団子が浮い25日本の“ふるさとの味”を次世代に伝えていくことはCGC グループの願いです。今月は『いわてのおかず』からご紹介します。岩手県に本部があるCGCグループのお店です連 載連 載 〈服部さん□ 岩手県の「小豆ばっとう」
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