1236さんまごはんさんまにふる塩の量は、ほろ苦いワタもさん炊き上がりさんまはまんべんなく塩をふってバットに並べ、ラップをかけて15分以上おく(時間外)。米は洗ってざるに上げ、30分ほどおく(時間外)。さんまは魚焼きグリルか焼き網で、両面にしっかり焦げ目がつくまで焼く。あら熱が取れたら背側を軽く押して開き、ワタを取り出す。ボウルに重ねたざるにワタを入れ、ゴムべらで押しつけるようにしてこす。身は骨を除いて頭と尾を切る。鍋に米、A、2のワタを入れてひと混ぜする。さんまをのせてふたをし、強火にかける。煮立ったら弱火にして10分炊き、火を止めて10分蒸らす。身をほぐしながらサックリと混ぜ、器に盛り、みょうがをのせる。すだちを添え、お好みでしぼって食べる。材料(2〜3人分)米…2合(360㎖)さんま…2尾(230g)塩…小さじ1 水…330㎖ 酒…大さじ2A うすくちしょうゆ…小さじ1 塩…ひとつまみみょうが(薄い小口切り)…適量すだち(半分に切る)…1個分重量の3%ほど。厚みのある部分には多めに、背中までまんべんなくふってください。しっかり塩をなじませるため、時間をおくことが大切。可能であれば、冷蔵庫に半日〜 1 日おくのがベストです。きっちりと塩が入らないと、ワタにも臭みが残ってしまいます。〈林さん〉 旬のさんまをこんがりと焼き、新米と一緒に炊いて食べる、この時期だけのごちそうごはんです。さんまはワタもおいしいので、米に混ぜ込んでさんまのおいしさを余すところなく味わえるレシピに仕立てました。さんまはよく塩をなじませておくこと、しっかりと焦げ目がつくまで焼いて香ばしさを出すことがポイントです。炊飯器でも同様に炊くことができます。その場合は、さんまの身は炊き上がった時に加えて蒸らすのがよいでしょう。みょうがやすだちの香りを合わせれば、□が止まらない炊き込みごはんになります。まのおいしさのひとつ。うまみの素として米に混ぜて炊き込みます。焼いたさんまからワタを取り出したら、ざるでこします。ワタにはうろこが入っていたり小骨がついたりしているので、それらを除いてなめらかにし、米になじみやすくします。
元のページ ../index.html#8