ふれ愛交差点 2025年10月号
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くらしの歳時記神月無な無月]□議在月□露1柿生□□□□□□□□□かんづき□□□□□□□□□□□□□□□□□□」と呼ばれることも。またこの時期、脂がのっておいしくなるさんま。秋の味覚の代表格であり、こ体が刀の形に似ていることから、漢字では「秋刀魚」と書きます。さんま体は塩焼きなどで、ワタ(内臓)を除かずに食べられるのが特徴。そのほか、は煮もの、蒲焼き、新鮮なものなら刺身でもおいしく食べられます。DHA、煮EPAを含みます。EPり」といすりおろして焼けばもっちりとするなど、調理法によっていろいろな食感が楽しめる野菜です。穴があいているため「見通しがきく」とされ、縁起の良い食べものとして親しまれ、お祝いごとなどにも用いられます。保存法切り口が空気にふれないようにラップでピッチリと包んで、冷蔵庫の野菜室へ。古くから日本で栽培されてきた果物で、甘柿と渋柿があります。甘柿は成長するにつれ、渋みのもとであるタンニンが不溶性となり、だ液に溶けにくくなるため渋みを感じなくなります。渋柿は、炭酸ガスなどで渋抜きをしてから出荷されて店頭に並ぶので、渋みがなくおいしく食べることがで核有きます。代表的な甘柿の品種は「富無保存法食べ頃の柿なら、ぬらしたペーパータオルなどをヘタにかぶせ、ラップで包むかポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。かたく未熟なものは、常温に数日おいておくと追熟します。保保存法表面をサッと水洗いして水気をしっかりとふき、1尾ずつラップで包ん表で冷凍保存がおすすめです。冷蔵庫で解凍し、加熱して食べましょう。ではすの地下茎が肥大したものがれんこんです。サッと加熱すればシャキッとした食感に、しっかり加熱すればホクホクに、」「次郎」「西村早」などです。ビタミンC、カリウムなどを含みます。」、渋柿は「平October [神10月の和風月名は「神無月」です。語 10月の和風月名は「神無月」です。語源には諸説ありますが、島根県の出雲大社に日本全国から神様が集まり、人間の運命や縁結びを決定する「神う会議をするので、地域の神様が留守になってしまうからという説がよく知られています。神々が集まる出雲地方では、反対に「神「無」の文字には「の」の意味があり、「神の月」からそう呼ばれるようになったという説もあります。 旧暦8月15日の夜(十五夜)に見える月を「中秋の名月」と呼びますが、今年は10月6日に見える月がそれにあたります。すすきの穂や月見だんごをお供えして、秋の実りに感謝し、翌年の豊作を祈ります。 10月8日は二十四節気のひとつ、「寒」です。寒露とは、晩秋から初冬にかけて降りる冷たい露のことをいいます。少しずつ朝晩の冷え込みを感じるようになり、秋が深まる頃。栗や柿、さんまなど、この時期ならではの秋の味覚が店頭をにぎわせます。おいしくて栄養豊富な旬の味を楽しみながら、冬に向けて体づくりを始めていきましょう。れんこんささんまの 食 材 10月

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