□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□材料 (2人分)生鮭(切身)…2切れ塩…ひとつまみ 酒…大さじ2 しょうゆ…大さじ1A みりん…大さじ1/2 砂糖…小さじ1● 楽●25(広島県の読者より)鮭は塩をふり、30分ほどおいて(時間外)、ペーパータオルで水気をふく。小鍋にAを入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にし、混ぜながら30秒ほど煮立たせる。魚焼きグリルに1を並べ、焼き色がつくまで5〜6分中火で焼く。バットに取り出し、熱いうちに2をかけて漬ける。ううれしいお便りいただきました楽しく読ませていただいています。旬の食材を生かしながらも、少ない材料で調理できてうれしいです。著者 □□□□さん1人分239 kcal 塩分1 .7g 調理時間10分⊕※レシピは食べやすいように調整しています塩引き鮭自称 “おかずの旅人 ” こと服部一景さんが全国のふるさとの味を紹介する『おかずの本』は、全都道府県版の刊行を目指しています。本のお問い合わせは<開港舎>へ。新潟県の北東部、下越地方には鮭文化が伝わります。その中心は鮭が□上する三川鮭文化は縄文時代に生まれました。各地に点在する遺跡から、鮭の骨や、調理した痕跡が残る土器も発見されています。平安時代の法典『延』には越後の鮭が朝廷に上納されたという記述があります。江戸時代中期、4年経つと生まれた川に戻るという鮭の習性に目をつけた村上藩士の青と名付けた人工河川に導き、産卵が終わるまで禁漁にする自然孵化増殖システムを考案しました。世界に先駆けること1世紀余、江戸時代の知恵が詰まったこのシステは、母川回帰した鮭を種(がら汁)」「大根と鮭の白子煮」。 〈服部さん□ 一服部景しばたし田市の123□。面喜式川砥武平治□□□□籠賀蔵汁□□□□●ムは素晴らしいものです。 「鮭料理は100種類を超えるほどあります」とは地元のお母さん。地引網で獲れた鮭で作る聖町の郷土料理「ようまんま(鮭ご飯)」、鮭の身・内臓・はらこと一緒に煮た村上伝統の鮭料理「がじ煮」や「鮭のあんかけ」、鮭とごぼうを巻く阿流「鮭の昆布巻き」、キャベツと赤唐辛子を一緒に煮る関川の「鮭の甘辛煮」、酢に漬けた「氷頭なます」、「塩鮭の権10月になると「ああ、鮭がのぼってきたなって何とも言えずうれしくなる」と話す鮭漁師の姿が目に浮かびます。帰省の折に孫が『ふれ愛交差点』を必ず持ってきてくれます。孫が来た時は今までもらった冊子を見ながら料理を作って「これはあの『ふれ愛』に載っていた料理よ」と話しながら食べています。 (千葉県の読者より)日本の“ふるさとの味”を次世代に伝えていくことはCGC グループの願いです。今月は『しばたのおかず』からご紹介します。新潟県新発田市にあるCGCグループのお店です連 載連 載※本誌に関するご意見・ご感想をお寄せください(宛先は裏表紙に掲載)発新潟県新「鮭の焼き漬け」
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