□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□材料 (4人分)中力粉(または薄力粉)…200gぬるま湯…100㎖かぼちゃ…120gにんじん…40g油揚げ…1枚(20g)きのこ(お好みのもの)…60g長ねぎ(青い部分)…15㎝煮干し…20gみそ…大さじ5塩…少々25レシピはこちらううれしいお便りいただきました●『ふ●『ふれ愛交差点』のおかげで旬の食材や行事食を逃さずに取り入れることができ、メリハリのあるメニューが作れるので毎月楽しみに活用しています。私の虎の巻です。 (栃木県の読者より)ボウルに中力粉を入れ、ぬるま湯を加えてよくこね、なめらかになったらぬれ布巾をかぶせて30分ほどおく(時間外)。1をまな板にのせ、麺棒で薄く伸ばし、5㎝四方の正方形が40個ほどできるように切る。隣の2つの角に水をつけて重ね、「みみ」を作る。かぼちゃ、にんじん、油揚げ、きのこは食べやすい大きさに切る。長ねぎは斜め切りにする。煮干しは頭と内臓を取る。鍋に水900㎖(材料外)、煮干しを入れて30分おく(時間外)。弱火にかけ、アクを取りながら沸騰したら5分ほど煮て、煮干しを取り出す。別の鍋に4のだし汁800㎖、にんじんを入れて中火にかけ、沸騰したら2、かぼちゃを加えて火が通るまで煮る。油揚げ、きのこを加え、みそを溶かし、塩で調味する。器に盛り、長ねぎを加える。標高250〜400mの甲府盆地から駿河湾に注ぐ富士川は日本三大急流のひとつ。その流域にある5つの町が峡南地域です。東に富士山、西に南アルプスを望む自然豊かなエリアで、大塚にんじん・南部茶・ゆずなどが特産です。 「みみ」が伝承されてきたのは富士川町の十という赤石山脈の源氏山や御殿山東麓の山岳集落で、御林に端を発する10渓が集まって富士川支流・大になることが地名の由来です。武田信玄のルーツである甲斐源氏発祥の地ともいわれ、武将たちが戦勝を祝って著者 □□□□さん1人分264kcal 塩分3.1 g 調理時間15分⊕※レシピは食べやすいように調整しています煮る前の「みみ」自称 “おかずの旅人 ” こと服部一景さんが全国のふるさとの味を紹介する『おかずの本』は、全都道府県版の刊行を目指しています。本のお問い合わせは<開港舎>へ。 一服部景123456川柳谷□□飯●食べたといわれているのが「みみ」です。小麦粉を伸ばして正方形にした生地のみみ(端)を合わせて作ります。ざるに並べた「みみ」は菊花のようです。耳の形だからとか、穀物をふるう箕の形に似ているとか、雨具の蓑とか…。その名の由来はさまざまです。 「夕、何しっか…」「ほうだな、みみ食うか」 稲作が難しい山岳集落では貴重なハレの日のごちそ 〈服部さん□ うです。5月号の表紙「くるくる串サンド」はカラフルでかわいかったです。毎回参考になる新メニューがたくさんあり、見ていて楽しいです。これからも毎月楽しみに待っています。 (新潟県の読者より) 日本の“ふるさとの味”を次世代に伝えていくことはCGC グループの願いです。今月は『やまなしのおかず』からご紹介します。山梨県に本部があるCGCグループのお店です連 載連 載※本誌に関するご意見・ご感想をお寄せください(宛先は裏表紙に掲載)山梨県の「みみ」
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