1236じゃばらきゅうりとたこの酢のものきゅうりを上下の面からしょうゆ、酢、みりんきゅうりは横に置き、太さの2/3くらいの深さまで斜めに1㎜間隔の切り込みを入れる。180度転がして裏に返し、同様の切り込みを入れる。ボウルに約3%濃度の塩水(水200㎖に塩約小さじ1の割合)とともに入れ、ラップを水面にぴったりと貼りつけるようにのせる。15分ほどおいてしんなりしたら水気をしぼり、幅2㎝に切る。ゆでだこは先端を少し切り落とし、サッと湯通ししてざるに上げる。内側に斜めに幅2〜3㎜の格子状の浅い切り込みを入れ、ひと口大に切る。ボウルに 三杯酢 の材料としょうがの半量を入れて混ぜる。1、2を加えてあえ、器に盛り、残りのしょうがをのせ、花穂じそをちぎってちらす。動画でも♪※みりんのアルコールが気になる場合は、耐熱容器に入れ、ラップはかけずに 電子レンジで20〜30秒、様子を見ながら加熱したものを使用してください。材料(2人分)きゅうり…1本ゆでだこ(足)…100g 三杯酢 しょうゆ、酢、みりん …各大さじ1しょうが(すりおろし)…1かけ分花穂じそ…適宜同じ方向に斜めに細かい切り込みを入れて「じゃばら切り」にすることで、見映えよく、独特のシャキシャキ食感を楽しめます。調味料もよくなじむので、あえものや漬けものなどに向く切り方です。できるだけ間隔を狭く、深く切り込むとよいでしょう。途中で切れてしまっても大丈夫です。包丁の側面を指で押さえて切り込みの深さを確かめながら切るとうまくできます。〈林さん〉 きゅうりは身近な食材ですが、じゃばら切りにすることで、いつもとは違った楽しい歯ざわりの一品になります。じゃばら切りは昔からある日本料理の代表的な包丁技ですが、やってみれば意外と簡単。同じ食材でも切り方ひとつでおいしさが変わることを実感できると思います。きゅうりに合わせるのは相性のいいたこ。たこはサッと湯通しして、内側に包丁目を入れることでグッと食べやすくなります。さっぱりとした三杯酢であえて、初夏らしいさわやかなひと皿に仕上げましょう。を一杯ずつ、同量で合わせた調味料を三杯酢といいます。すっきり味に仕上げるためみりんを使いましたが、もっと甘めにしたい時はみりんを砂糖に代えてください。その場合も割合は1:1:1。この三杯酢にオイルを足せばどんな野菜にもよく合うドレッシングになります。この基本の割合を覚えておくと、応用がきいて料理の楽しみがグッと広がります。
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