連載連載□□□□ていただいた超ディープな店では、丼□□□□□□□□20著者 服部 一景さん1人分296kcal 塩分2.2g 調理時間20分※レシピは食べやすいように調整していますMEMO伊那地域ではマトン肉を使うようですが、ラム肉、豚肉でも作れます。あ桜橋を渡ってJR飯田線と伊那街道を越えれば目的の店までもう少し。汗ばんだ身体に清流から心地よい風が吹き天竜川本に関するお問い合わせは〈開港舎〉へ。に入った汁ローメ 〈服部さん□ は塩いかときゅうりのあえもの・馬刺し・蜂の子が並びます。締めはローメン。戦後(昭和30年代)に誕生した伊那の名物です。蒸し麺に羊肉とキャベツが入った、一見ソース焼きそば風でした。信州大の唐辛子博士に案内しンが出てきました。味付けは自分流。テーブルの調味料(ウスターソース・酢・ごま油・七味唐辛子・にんにくなど)を加えて好みの味に仕上げます。唐辛子博士は七味をたっぷり。「これがおいしいのです」。 伊那では6月4日はローメン記念日。蒸し麺を使うことから「64=むし」麺の語呂合わせとか。伊那ローメンズクラブ加盟店は約25店、街の至るところでいただける伊那の名物ご当地グルメです。材料 (4人分)中華蒸し麺…2玉ラム肉(または豚肉・薄切り)…180gキャベツ…180gにんにく…1かけ水…50㎖ ウスターソース…大さじ2A 中濃ソース…大さじ3塩、こしょう…各適量ごま油…小さじ4抜けます。橋の上でひと休み、ここでザザムシを捕るのだろうか…と思いながら流れを眺めます。諏訪湖から流れ出た天竜川は木曽山脈と赤石山脈の間を南に下ります。流れに沿って細長く続くのが伊那谷です。「松本伊那佐久善光寺」と長野県歌『信濃の国』に歌われる「四つの平」のひとつ。アルプス屏風に挟まれた伊那谷は昆虫の食文化でも知られています。 辿り着いた郷土の家庭料理店には高校時代の同窓生3人が集まっていました。うち一人は女将です。座敷机に作り方ラム肉は、食べやすい大きさに切り、塩、こしょうをふる。キャベツは食べやすい大きさにちぎり、にんにくはみじん切りにする。フライパンにごま油小さじ2を中火で熱し、麺を入れて、分量の水をかけてほぐしながら4〜5分炒めて取り出す。2のフライパンにごま油小さじ2を足し、ラム肉、にんにくを入れて肉の色が変わるまで炒める。キャベツを加え、塩、こしょうを軽くふってしんなりするまで炒める。2の麺を戻し入れて混ぜ、Aを回しかけて手早く炒める。ふるさとの風土と季節に育まれた料理や食材を紹介する景『おかずの本』は、自称“おかずの旅人”こと、服全都道府県での発行を目指し刊行しています。日本の“ふるさとの味”を次世代に伝え続けていくことはCGCグループの願いです。今月は『ながののおかず』からご紹介します。さんが今月ご紹介するのは長野県に本部があるCGCグループのお店です部一1234長野県の「ローメン」です
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