サーモン入りのなます大根とにんじんは塩12346鮭なますをしたら、ポリ袋に入れてしんなりするまでもみ、十分脱水させてから水気をしぼります。下味をつけると同時に余分な水分を抜くことで、歯ごたえよく仕上がります。甘酢をからめた時に味がぼやけないように、水分はしっかりとしぼってください。甘酢の割合は、酢はあえる材料の重さの約10%、砂糖はその半分が目安です。材料（3人分）サーモン（刺身用さく）…60ｇ大根…200ｇにんじん…30ｇ塩、酢…各適量 甘酢 酢…大さじ1と2/3 砂糖…小さじ2と1/2 味付けいくら（作りやすい分量） いくら（塩漬け）…100ｇ 酒…大さじ4と1/3 水…大さじ3 しょうゆ…小さじ2 みりん…小さじ1 削り節…ひとつまみゆずの皮（せん切り）…少々にいくらをトッピングして「親子なます」に。味わいはもちろん､見た目もグッと華やかになります。市販のいくらの塩漬け（しょうゆ漬けでもOK）も、ひと手間かけて味を入れ直すと、より洗練された味わいになりますよ。残ったらごはんにのせていくら丼などにしてはいかがでしょうか。作り方サーモンは重さの2%の塩（約小さじ1/4弱）をふってラップで包み、冷蔵庫に1時間〜ひと晩おく（時間外）。 味付けいくら を作る。小鍋に酒を入れて中火にかけ、1分ほど煮てアルコール分をとばす（大さじ3くらいになる）。材料の水、しょうゆ、みりんを加えてひと煮立ちさせ、削り節を加えて火を止め、冷ます（時間外）。ざるなどでこしてボウルに入れ、いくらを加えて冷蔵庫で1時間以上おく（時間外）。大根、にんじんはそれぞれ皮をむき、スライサーで薄い輪切りにする（大きければ半分に切る）。重さを量ってポリ袋に入れ、重さの2%の塩（約小さじ2/3）を加えて軽くもみ、口をとじる。1のサーモンは薄いそぎ切りにして、サッと酢にくぐらせてから別のボウルに入れる。3の水気をしっかりとしぼって加え、 甘酢 の材料を混ぜてから加えてあえる。器に盛り、味付けいくらを適量のせ、ゆずの皮をあしらう。〈林さん〉 おせち料理の定番、大根とにんじんのなますにサーモンといくらを加えて、新年の食卓にぴったりのひと皿に仕立てました。本来は大根もにんじんもせん切りにしますが、手軽にスライサーで輪切りにすればOK。塩もみの時の塩加減は切った材料の重さの2%と覚えておくと応用がききます。あとで水分をギュッとしぼれば、野菜の下ごしらえは完了です。サーモンは仕上げにサッと酢にくぐらせることで、甘酢をからめた野菜とのバランスがとれて、一体感が生まれます。 今回は中身をくりぬいたゆずを器にしてみました。香りがよく、お正月らしい華やかさも演出できます。
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