□料理/重信初江(表紙、P7、12上、15-16、25)、小田真規子(P3-4)、林亮平(P5-6)、石原洋子(P8-11、12下、13-14、17-19)、牧野直子(P21-22) □撮影/鈴木泰介(表紙、P7-19、25)、岡本真直(P3-4)、野口健志(P5-6、21-22) □スタイリング/吉岡彰子(表紙、P7、12上、15-16、25)、宮沢ゆか(P5-6)、浜田恵子(P3-4、8-11、12下、13-14、17-19、21-22) □イラスト/西田敦美(P2) □栄養計算/株式会社フードアンドヘルスラボ □校正/株式会社ぷれす、畠山美音 □デザイン/Comboin(西野直樹)、佐藤秀紀(P23-24) □編集/石田純子、久保木薫、荒巻洋子、入江由記□□□□□□□□□□□□□味わいにクセがなく、漬けものや汁もの、炒めものなど、さまざまな調理法で古くから親しまれてきた野菜です。最近では肉質がやわらかく、生食に向いた品種も登場しています。葉もアクが少なく食べやすいので、漬けもの、みそ汁などに活用しましょう。特徴はり、ツヤがあり、ひげ根の少ないもの、葉がみずみずしく、鮮やかな緑色をしているものがおすすめです。選び方根の水分や栄養が葉に奪われないように、葉は切り落として別に保存するとよいでしょう。葉はぬらしたペーパータオルで包んでポリ袋に入れ、身はそのままポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れましょう。保存法□□□□□「人の節句」でもあります。鏡開きには神さまにお供えしていた鏡餅をおしるこなどにして食べます。鏡餅は刃物で切らず、木づちなどでたたいて細かくするのが決まり。鏡開きは武家発祥で、刃物で切るのは切腹が連想され、縁起が悪いとされたからです。また、神さまとの縁が切れないように「切る」という言葉は避け、「開く」という表現が使われます。 年が明けた元日から7日までを「大いうのに対し、15日(または14〜16日)を「小正月」といいます。昔は元日から小正月までを、年神さまがいる“松の内”として、正月飾りは小正月に片づけていました。江戸時代に幕府が松の内を7日までと改めたことで、関東地方などでは松の内は短くなりましたが、現在でも小正月までを松の内とする地域もあります。小正月には魔除けの力があるとされるあずきを使った、あずきがゆを食べる風習があり、一年間の邪気を祓い、五穀豊穣を祈ります。 元日から小正月までには7日の「七草」や11日の「鏡開き」があります。7日の七草は、この日に7種の春の若葉を加えたおかゆを食べて一年の無病息災を願います。また、1月7日は五節句のひとつで、一年の最初の節句である」と七草がゆと鏡開きかぶくらしの歳時記正小月□正月日2
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