梨2長■■月■■特徴選び方保存法みずみずしくさわやかな甘さと、シャリッとした独特の食感が人気の梨。幸水、豊水、新高、二十世紀などたくさんの種類があり、時期によって風味や食感の異なる品種を楽しむことができます。食物繊維やカリウムを含みます。形がいびつでなく丸いもの、ずっしりと重みがあり、皮にはりがあるものがおすすめです。乾燥しないようにポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。ヘタの反対側を上にしておくと、糖度の高い下側から甘みが全体に回ります。追熟はしないので、なるべく早く食べきりましょう。■料理/重信初江(表紙、P7ー8、12中、14、25)、小田真規子(P3ー4)、林亮平(P5ー6)、武蔵裕子(P9ー12上、12下ー13、15ー19)、牧野直子(P21-22) ■撮影/鈴木泰介(表紙、P7ー8、12中、14、25)、岡本真直(P3ー4)、野口健志(P5ー6、21ー22)、原ヒデトシ(P9ー12上、12下ー13、15ー19) ■スタイリング/吉岡彰子(表紙、P7ー8、12中、14、25)、阿部まゆこ(P3ー4)、深川あさり(P5ー6、21ー22)、宮沢ゆか(P9ー12上、12下ー13、15ー19) ■イラスト/西田敦美(P2) ■栄養計算/株式会社フードアンドヘルスラボ ■校正/株式会社ぷれす、畠山美音 ■デザイン/Comboin(西野直樹)、佐藤秀紀(P23-24) ■編集/石田純子、久保木薫、荒巻洋子、入江由記 9月の和風月名は「長月」です。その由来は、夏が終わりを告げ、日の入りが早くなり、徐々に夜が長くなってくることから「夜■長■■月■■」と呼ばれ、それが略されて、長月となったという説が有力のようです。秋の始まりである9月は、大切な季節の行事が続きます。 五節句のひとつ、9日の「重■■■陽■■の節句」は中国から伝わったもので、縁起がいいとされる奇数の最大である9が重なる日に、無病息災や不老長寿を願う宴が開かれたことが起源とされています。見頃を迎える菊の花を観賞したり、菊の花びらを浮かべた酒を飲んだりする風習があり、「菊の節句」とも呼ばれます。収穫を感謝し、翌年の豊作を祈る 「十五夜(今年は9月17日)」は、一年で最も美しいとされる「中秋の名月」を観賞しながら、秋の実りに感謝し、豊作を祈る行事です。十五夜にはすすきの穂を飾り、月見だんごを供えます。すすきは稲穂に見立てたもので、豊穣をもたらす神様の依■り代■■です。満月のように丸い月見だんごは、諸説ありますが、十五夜にちなみ15個を山盛りにして供えるのが一般的のようです。 十五夜はさといもやさつまいもの収穫時期でもあり、「いも名月」の別名もあります。くらしの歳時記
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