August 特徴選び方保存法[葉は月づき]独特のほろ苦さが特徴です。唐辛子の仲間ですが、辛みはなく、加熱すると苦みもおだやかに。近年は苦みを抑えた品種も開発されています。未熟な緑色のうちに収穫するのが一般的ですが、完熟して赤くなった赤ピーマンも、甘みがあって人気です。β-カロテンやビタミンCを含みます。油と一緒に調理すると、β-カロテンの吸収率が上がります。色鮮やかで、はり、ツヤがあるもの、肉厚なものがおすすめです。水気がついていると傷みやすいため、ペーパータオルなどでしっかりふいてポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。特徴選び方保存法特徴選び方保存法煮る、焼く、揚げる、漬けるなど、さまざまな調理法でおいしく食べられる夏野菜です。長めの卵形のなすが主流ですが、丸なす、長なすなど、各地にたくさんの品種があります。皮が白い白なすもよく見かけるようになりました。果肉は空気に触れると変色しやすいため、切ったらすぐに調理するか、使うまで水にさらしておくとよいでしょう。皮にはり、ツヤがあり、傷の少ないもの、ヘタの切り口がみずみずしいもの、ガクのトゲが鋭いものを選びましょう。冷やし過ぎると低温障害を起こし、変色することがあります。ペーパータオルなどに包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するとみずみずしさを保てます。みずみずしくシャリッとした食感が涼しさを感じさせてくれ、夏の食べ物として真っ先に思い浮かぶのがすいか。すいかの甘みの主成分である果糖は、冷やすと甘みが増す性質があり、8〜10℃に冷やして食べるのが一番おいしいといわれています。冷やし過ぎると甘みが減るので、食べる1時間ほど前に冷蔵庫に入れるようにしましょう。皮もかたい緑色の部分をむき、漬けものなどにして食べることができます。皮にツヤがあり、縞模様がはっきりしているものがおすすめです。つるのつけ根の部分が少しくぼんでいるのが熟したもののしるし。カットされたものなら、果肉がきれいな赤色で、皮の白い部分との境目がはっきりしているものを選びましょう。丸ごとなら風通しのいい冷暗所におきましょう。ただし、すいかは追熟せず、劣化が早いので、買ってきたらできるだけ早めに食べましょう。▶なすの副菜レシピを巻末に掲載1ピーマンなすすいか 8月の食材
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