ふれ愛交差点 2024年7月号
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特徴選び方保存法日本で食べるようになったのは1980年代で、比較的新しい野菜ですが、最近ではよく見かけるようになりました。きゅうりのような見た目ながら、実はかぼちゃの仲間で、この形以外に丸形や円盤形のもの、皮が黄色いものもあります。揚げもの、煮ものなど幅広く使えるほか、皮付きのまま薄切りにして塩もみするなど、生で食べることもできます。ピクルスや漬けものにもおすすめです。皮にはり、ツヤがあり、ヘタの切り口がみずみずしいものを選びましょう。ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。▶25ページにズッキーニの副菜レシピを掲載2■料理/重信初江(表紙、P10下、13、17-18、25)、小田真規子(P3-4)、林亮平(P5-6)、小林まさみ(P8-10上、11-12、14-16、19-20)、牧野直子(P21-22) ■撮影/鈴木泰介(表紙、P8-20、25)、岡本真直(P3-4)、野口健志(P5-6、21-22) ■スタイリング/吉岡彰子(表紙、P10下、13、17-18、25)、阿部まゆこ(P3-4)、宮沢ゆか(P5-6、8-10上、11-12、14-16、19-20)、深川あさり(P21-22) ■イラスト/西田敦美(P2) ■栄養計算/株式会社フードアンドヘルスラボ ■校正/株式会社ぷれす、畠山美音 ■デザイン/Comboin(西野直樹)、佐藤秀紀(P20下、23-24、26) ■編集/石田純子、久保木薫、荒巻洋子、入江由記 土用の丑の日というと夏真っ盛りのイメージですが、 「土用」は実は夏だけではありません。二十四節気の立春、立夏、立秋、立冬前のそれぞれ約18日間を土用といいます。さらに十二支で数えて「丑」に当たるのが土用の丑の日。年によっては土用の間に丑の日が2回巡ってくることもあり、2回目の丑の日は「二の丑」と呼ばれます。今年の立秋前の夏の土用の丑の日は一の丑が7月24日、二の丑が8月5日になります。夏バテ予防には「うなぎ」や「しじみ」 夏の土用の丑の日にはうなぎを食べる風習があります。その由来は諸説あり、江戸時代に、暑い時期にうなぎが売れずに困っていたうなぎ屋が、蘭学者の平賀源内に相談したところ、「本日土用丑の日」と貼り紙をさせて、うなぎを食べると長生きできると宣伝しうなぎを食と長生ききと宣伝したら、うなぎが飛ぶように売れたから、という説がよく知られています。うなぎは栄養豊富ですから、スタミナをつけるにはぴったり。うなぎ以外に、滋養のあるしじみも「土用しじみ」といわれ、夏バテ予防の食べものとして受け継がれています。 梅雨が明け、本格的な夏がやってきます。しっかり食べて、暑さに負けない体作りをしておきましょう。くらしの歳時記土用の丑■■の日ズッキーニ

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