■■July7月特徴調理法[文ふみ月づき]大豆の未熟果が枝豆です。現在、枝豆専用の品種は400以上もあるといわれています。うぶ毛の白い白毛豆(青豆)が一般的ですが、最近では、茶豆、黒豆など独特のうまみを持つ地方の在来品種も店頭で見られるようになりました。ビタミンCやたんぱく質を含みます。生の枝豆は鮮度が落ちやすいので早めに調理しましょう。枝豆はうまみの逃げない「蒸しゆで」がおすすめ。枝豆1袋(2〜3人分・約200g)はキッチンばさみでヘタ先を5㎜ほど切り落としてよく洗い、水気がついたまま塩大さじ1をふってもみます。鍋に入れて水をひたひた(直径18㎝の鍋なら約1カップ)に注ぎ、ふたをして中火にかけ、沸騰したら弱火にして1分ほど、お好みの加減にゆでてざるに上げて冷まします。塩適量をふってどうぞ。特徴温め方特徴選び方保存法栄養豊富で、夏のスタミナ源として人気があるうなぎの蒲焼き。蒲焼きとは魚を開いて骨を取り、しょうゆやみりんで作ったたれをつけながら焼く料理です。うなぎの蒲焼きは江戸時代以前から楽しまれており、当時はうなぎをぶつ切りにして串に刺して焼の穂に似ていることかいていたそう。その様子が蒲ら「蒲焼き」の名がついたという説があります。皮を下にしてフライパンに入れ、1串につき酒大さじ1をふって中火にかけ、ふたをして2〜3分焼きます。蒸し焼きにすることで、ふっくらとやわらかく温めることができます。一般的なとうもろこしは「スイートコーン」と呼ばれる、とうもろこしの中でも甘みが強いもので、フルーツのような甘みを持つ品種も増えています。食物繊維や葉酸を含みます。とうもろこしのひげはめしべに当たる部分なので、粒の数とひげの本数は同じになっています。皮の緑色が濃いものがおすすめです。よく熟しているものは、ひげが褐色になっています。ひげが乾燥していないものを選びましょう。収穫後からどんどん風味が落ちていくので、できるだけ早いうちに加熱して食べましょう。食べきれない分はゆでて粒をはずし、冷凍用保存袋に入れて冷凍しておくと、食べたい分だけすぐに使えて便利です。1枝豆うなぎ(蒲■■焼き)とうもろこしの食材
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