特徴選び方保存法新じゃがいもは、収穫後すぐに出荷されるじゃがいもで、水分が多いのが特徴です。皮が薄いので、皮付きのまま揚げものや、煮ものなどに調理するのがおすすめです。小ぶりの新じゃがいもを丸ごと皮付きで煮ものなどにする時は、味がしみ込みにくいので、少し濃いめの味付けにするとよいでしょう。芽や緑色に変色している部分には、食中毒を起こすおそれがあるソラニンという成分が含まれています。芽が出始めていたり、緑色に変色しているものは避けましょう。新じゃがいもは水分が多いため、一般的なじゃがいもよりも傷みやすいです。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。▶25ページに新じゃがいもの副菜レシピを掲載2■料理/重信初江(表紙、P8-20、25)、小田真規子(P3-4)、林亮平(P5-6)、牧野直子(P21-22) ■撮影/鈴木泰介(表紙、P8-20、25)、岡本真直(P3-4、21-22)、野口健志(P5-6) ■スタイリング/吉岡彰子(表紙、P9-10、13下、19、25)、阿部まゆこ(P3-4)、深川あさり(P5-6、21-22)、肱岡香子(P8、11-13上、14-18、20) ■イラスト/西田敦美(P2) ■栄養計算/株式会社フードアンドヘルスラボ ■校正/株式会社ぷれす、畠山美音 ■デザイン/Comboin(西野直樹)、佐藤秀紀(P23-24) ■編集/石田純子、久保木薫、荒巻洋子、平山祐子 4月は「卯月」と呼ばれます。旧暦では、この頃は卯の花が咲く季節であることからこう呼ばれるようになりました。「卯■■花■■月■■」と言うこともあります。卯の花は「空木(うつぎ)」という植物の花のことです。春から初夏にかけて、枝先いっぱいに小さくて白く可■憐■■な花をつけるアジサイ科の植物です。おからはこの小花の咲いている姿に似ていることから卯の花と呼ばれています。植物が芽吹く、すがすがしい季節 4月4日は二十四節気の「清■■明■■」です。すがすがしい季節、清らかで明るく生き生きとしているという意味の「清■■■浄■■■明■■潔■■」を略したものです。沖縄では清明の頃に親族が集まり、お墓に料理をお供えして供養する清明祭(シーミー)が行われます。また、19日は同じく二十四節気の「穀■■雨■」です。穀雨は春の終わりに降る、さまざまな穀物をうるおす雨のこと。作物にとって恵みの雨となり、芽吹きの季節を迎えます。穀雨を過ぎると、暦の上では夏がやってきます。くらしの歳時記新じゃがいも卯月う づき
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