ふれ愛交差点 2024年2月号
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たらは臭みを取る下かんきつがおいしい季236たらのねぎ蒸し自家製おろしぽん酢節です。ぜひ、ぽん酢しょうゆを手作りしてみてください。ゆずやすだちなど、おなじみのかんきつはもちろん、グレープフルーツやブラッドオレンジなどでもおいしく作れます。数種類をブレンドするのがポイント。それぞれの酸味、甘み、香りが合わさって、市販のものでは味わえない、ワンランク上の味わいが楽しめます。2〜3日おくことで味わいはグッとまろやかに。冷蔵庫で2カ月ほど保存できます。ごしらえが大事。塩をふり、1時間ほどおいて余分な水分を除きます。塩は両面にまんべんなくふってください。さらに表面が白くなるていどにサッと熱湯にくぐらせます(これを霜降りといいます)。このひと手間で、たらのあっさりとした上品なうまみが際立ち、よりおいしく食べられます。鍋料理などにもこの下ごしらえが応用できます。しょうゆ:かんきつのしぼり汁:みりんを 1:1:0.8〜1の割合で混ぜ、昆布適量を加えて、冷蔵庫に2〜3日おく。*アルコールが苦手な方は、小鍋でみりんをひと煮 立ちさせ、冷ましてから使ってください。たらはバットに並べて両面に塩をふり、ラップをかけて冷蔵庫に1時間ほどおく(時間外)。鍋に湯を沸かし、たらをサッとくぐらせて氷水にとり、水気を取る。豆腐は半分に切る。長ねぎは長さ4〜5㎝に切ってから縦半分に切る。耐熱のバットに長ねぎを敷き、塩昆布をちらす。たらをのせ、空いているところに豆腐を入れる。酒、太白ごま油(オリーブ油でもOK)をふり、蒸気の上がった蒸し器に入れて7〜8分蒸す(蒸し汁はとっておく)。器に盛り、蒸し汁をこしてかけ、ゆずを添える。ぽん酢しょうゆと大根おろしに一味唐辛子をふって添える。材料(2人分)生たら(切身)…2切れ(160g)絹ごし豆腐…60g長ねぎ…1本塩昆布…ひとつまみ塩…少々酒…大さじ1¹⁄2太白ごま油…大さじ¹⁄2自家製ぽん酢しょうゆ(下記参照)、 大根おろし、一味唐辛子…各適量ゆず(薄い半月切り)…4枚自家製ぽん酢しょうゆの作り方1ろを持っていなくても大丈夫。鍋に底が平らなざるや耐熱の皿などをふせて置き、その上に耐熱のバットをのせれば、簡易蒸し器となります。塩昆布がうまみと塩気のアクセントになって、たらのおいしさを引き出してくれます。作り方〈林さん〉 旬のたらをふっくらと蒸して、あっさりとした自家製おろしぽん酢で食べる、シンプルな料理です。寒い日に、ほかほかと湯気が立ったひと皿はうれしいもの。ぜひ、蒸したてのアツアツを食べてください。蒸し器やせい

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