ふれ愛交差点 2024年2月号
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月[如きさらぎ月]2February魚1■■■■■■■■■」。春の訪れを告げる「春魚へんに春と書いて「鰆告」として知られています。細長い形で「狭い腹」が転じて「さわら」と名づけられました。出世魚のひとつで、小さいものは「さごし(さごち)」、体長60〜70㎝以上になると、さわらと呼ばれます。皮にツヤがあり、模様がはっきりしているもの、切身のものは身の色が白く、血合いの色が鮮やかなものを選びましょう。ペーパータオルで水気を取り、1切れずつラップでピッチリと包んで冷蔵庫へ。買ってきた当日か翌日には食べきりましょう。地中海沿岸が原産のケールという野菜が改良されたもので、主に食べるのはドーム状のつぼみの部分。β-カロテンやビタミンCなどを含む緑黄色野菜です。茎も甘みがあっておいしいので、皮を厚めにむいて調理しましょう。ブロッコリーの新芽の「ブロッコリースプラウト」や茎を細長く改良した「スティックセニョール」という品種のブロッコリーも出回っています。つぼみがこんもりとしてかたく締まり、緑色が濃いもの、茎の切り口にす4が入っていないものがみずみずしくおすすめです。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ入れましょう。ゆでたものは冷凍保存も可能です。江戸時代に小松川地区(現在の東京都江戸川区周辺)で多く栽培されていたことから、この名がついた、東京生まれの野菜のひとつです。アクが少ないため、下ゆでをしなくても食べられる使い勝手のいい野菜です。β-カロテンやビタミンCのほか、鉄やカルシウムなどのミネラルも含みます。ハウス栽培も盛んで一年中出回りますが、寒さに当たると甘みが増し、おいしさがアップします。葉は肉厚で、緑色の濃いもの、株は大ぶりで、茎にはりがあるものを選びましょう。湿らせたペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。できるだけ立てた状態で保存すると、より新鮮さをキープできます。さわらの食材ブロッコリー小松菜

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