ふれ愛交差点 2024年1月号
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月[睦む月つき]月[睦月]1January峰1■■■■一般的にたらといえば、「真だら」のことを指します。身はやわらかく淡白な味わいで、低脂肪で高たんぱくな魚です。鍋料理や煮つけなどに欠かせない冬の味覚ですが、広く欧米でも好まれており、シチューやソテー、フライなどでもおいしく食べられます。身がくずれやすいので、ていねいに調理しましょう。皮に光沢があるもの、身がふっくらとして透明感があり、淡いピンクがかったものが新鮮です。ペーパータオルで水気をしっかりと取り、1切れずつラップでピッチリと包んで冷蔵庫へ。できればチルド室がおすすめです。鮮度が落ちやすいので、早めに食べきりましょう。そのまま食べられる手軽さと愛らしい見た目が人気です。露地栽培では5〜6月が最盛期ですが、今はハウス栽培が進歩して、冬においしいいちごが食べられるようになりました。かつては」「とよのか」といった品種が主流でしたが、今は「とちおと「女め」「あまおう」など、各地のさまざまな品種が店頭に並ぶようになっています。5〜6粒で1日に必要なビタミンCを含みます。ヘタの緑色が濃く、みずみずしいもの、ヘタの近くまでしっかり、まんべんなく色づいているものを選びましょう。可食部がやわらかく傷つきやすいので、洗わずに重ならないようにしてラップをかけ、冷蔵庫へ。傷みを防ぐため、洗うのは食べる直前にし、ビタミンが流出しないようヘタはつけたまま洗います。冬の葉野菜の代表格で、多く出回っているのは東洋種と西洋種の交配種です。アクのもととなるシュウ酸などを含むため、下ゆでして水にさらしてから調理しましょう。近年では、寒さに当てて栽培し糖度を上げた「ちぢみほうれん草」や、アクが少なく生食ができる「サラダほうれん草」も人気です。β-カロテンやビタミンC、マグネシウムなどを含みます。葉が肉厚で、葉先までピンとはっているもの、茎がしっかりしているものを選びましょう。湿らせたペーパータオルなどで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。たらたらいちごの食材ほうれん草ほ

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