月[霜しも月つき]日本に伝わったのは奈良時代といわれ、古くから全国で栽培されてきました。一般的に長ねぎと呼ばれるのは、根元側の白い部分を食べる「根深ねぎ」です。刻んで薬味として使われることが多い野菜ですが、鍋料理や炒めものなど、加熱すると甘みが増しておいしいです。緑色の部分と白い部分がはっきり分かれていて、ツヤがあるもの、白い部分の巻きがしっかりしているものを選んでください。新聞紙などで包んで風通しのよい冷暗所で保存します。泥付きのものの方が長持ちします。カットしたものはラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。味にクセがなく、加熱することでうまみや甘みが増す白菜は、鍋料理に欠かせない冬野菜の代表格。漬けものやサラダなど、生でもおいしく食べることができる便利な野菜です。炒めものや煮ものなら食感のよい外側を、生で食べるなら甘みの強い内側を使うなど、使い分けるとよいでしょう。巻きがしっかりしてずっしりと重いものを選びましょう。カットされているものは切り口が盛り上がっていないものが新鮮です。丸ごとなら新聞紙などで包み、風通しのよい冷暗所で保存します。カットされているものは切り口にぴったりとラップをかけ、冷蔵庫の野菜室へ入れましょう。生長点のある芯の部分を切り落とすと、より長持ちします。りんごは人類が食べた最古の果物といわれていて、日本では明治時代から栽培されるようになりました。栄養成分が豊富で「1日1個のりんごは医者を遠ざける」といわれるほど。「ふじ」「サンふじ」「つがる」「紅玉」など、さまざまな品種が出回ります。はり、ツヤがあって、ずっしりしているもの、真上から見た時にきれいな円形で、軸が中心にあるものがおいしさの目印です。1個ずつ新聞紙などで包み、風通しのよい冷暗所に置くか、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れましょう。1長ねぎの食材白菜りんご11November
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