ふれ愛交差点 2023年6月号
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豆腐はゴムべらでそら豆とえびは油で1236 塩…適量米粉…少々米油…大さじ1そら豆とえびの白あえだまがないくらいにつぶせばOKです。フードプロセッサーやすり鉢をお持ちであればそれを使うとよりなめらかに、舌ざわりよくできます。 練りごまを多めに加えたあえ衣は、リッチな味わいです。お好みで調整して、ご家庭の味を作ってください。多少水っぽい衣になってしまった時は、ドレッシングのようにかけて食べてもよいでしょう。 白あえ衣は野菜の苦みをやわらげるので、野菜嫌いのお子さんにも食べてもらえると思います。 白練りごま…大さじ1強 砂糖…小さじ2強A 薄口しょうゆ…大さじ¹⁄2こんがりと焼きました。昔ながらの和食ではあまり登場しない、現代的な手法ですが、油のコクをまとって香ばしさもついて、ゆでたものとは違ったおいしさが楽しめます。 えびは米粉をまぶして焼きましょう。こうすることで身が縮みにくくふっくら焼き上がり、カリッとした食感もプラスされて、よりおいしく仕上がります。 具に味をつけておくこともおいしさのポイントです。そら豆の焼き上がりに、塩を忘れずにふってください。作り方そら豆は薄皮をむく。えびは殻をむき、背に切り込みを入れて背わたを取り、塩小さじ¹⁄³をふる。5分おいて水気を取り、米粉をまぶす。フライパンに米油を中火で熱し、えびを並べ入れ、焼き色がついたら返す。空いているところにそら豆を加え、片面約1分30秒ずつ焼いて塩少々をふり、えびとともに取り出す。豆腐は表面の水気をふいてボウルに入れ、ゴムべらでなめらかにつぶし、Aを加えて混ぜる。2を加えてあえる。 豆腐は水きりをせず、つぶして調味料を混ぜるだけ。白あえは、あえる具材はもちろんのこと、豆腐の風味もしっかりと味わいたいので、たっぷりめの量を作ります。 今回は豆腐と相性のよい旬のそら豆と、華やかさをプラスするえびを合わせ、彩りのよいひと皿に仕上げました。材料(2人分)そら豆…12個えび(殻付き)…6尾 あえ衣 木綿豆腐(かためのもの)…¹⁄2丁(150g)〈林さん〉 白あえは、各地で古くから親しまれている和食の人気メニュー。次の世代に残していきたい基本の和食料理のひとつです。 豆腐のあえ衣に旬の食材を合わせれば、季節感満載のひと皿になるのも魅力。難しく考えずに気楽に作ってみてください。

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