ふれ愛交差点 2023年6月号
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6June月[水み無な月づき]緑色でかたい未熟な梅を青梅と呼びます。梅酒や梅シロップ作りには青梅が向いています。しばらく水につけて、アク抜きをしてから使いましょう。梅干しや梅ジャム作りには黄色く、やわらかく熟した完熟梅がおすすめです。青梅はざるなどにのせ、直射日光の当たらない場所で数日おくと追熟します。表面に傷や虫食いがないもの、はりがあり、緑色が鮮やかなものを選びましょう。日本ではなじみ深い魚のひとつで、主に「かたくちいわし」の稚魚はしらすと呼ばれます。この時期のいわしは「入梅いわし」とい、われ、脂がのっておいしくなるので、刺身、塩焼き、煮もの、つみれなど、さまざまな調理法で楽しみましょう。トマト煮やオーブン焼きなど、洋風の料理でもおいしく食べられます。DHAやEPAを多く含みます。比較的傷みが早い魚なので、鮮度をよくチェックして買いましょう。表面にはり、ツヤがあり、目が澄んでいるもの、丸々と太っているものがおすすめです。すぐに使わない場合は冷暗所に。冷蔵庫に入れると変色する可能性があります。青梅は冷凍保存もできます。洗って水気をふき、ヘタを除いて保存袋に入れて冷凍しましょう。刺身やマリネなど、生食するなら買ってきた当日に。保存刺身やマリネなど、生食するなら買ってきた当日に。保存するならうろこ、内臓を除いて水洗いし、水気をしっかりふいて1尾ずつラップで包み、冷蔵庫へ。1〜2日のうちに加熱調理して食べてください。漬けものとしてよく知られる野菜ですが、この時期は生のものが出回ります。塩漬け、甘酢漬け、みそ漬けなど自家製のらっきょう漬けにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。独特の香りを持ち、そのまま刻んで薬味として使うこともできます。粒が揃っていて、土がついたままのものは鮮度が保たれやすいのでおすすめです。芽が伸びているものは収穫から時間が経っているものなので避けましょう。すぐに芽が出て風味が落ちてしまうので、なるべく買ってきたその日のうちに調理しましょう。1青梅いわしの食材らっきょうら

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