ふれ愛交差点 2023年5月号
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5May月[皐さ月つき]初がつお■露芳1■■■■かつおは回遊魚で、日本近海では、春から初夏にかけて主に太平洋側を北上し、秋に南下を始めます。北上中のかつおを「初がつお」、南下中のものを「戻りがつお」と呼びます。今の時期の初がつおは比較的脂ののりが少なく、あっさりとしたおいしさが楽しめます。良質なたんぱく質のほか、DHAやEPAなどを含みます。江戸時代までは「黄瓜」とも書き、黄色く熟してから収穫して食べられていました。完熟のきゅうりは苦みが強かったようで、品種改良が進むにつれ、未熟なきゅうりのおいしさが広まり、現在のような緑色のきゅうりが主流になりました。みずみずしく、パリッとした食感が魅力で、サラダや漬けものなどに幅広く用いられます。サッと炒めて食べるのもおいしいです。太さが均一で、ずっしりと重みのあるものがおすすめです。新鮮なものは表面のいぼがチクチクするくらいにとがっています。血合いの部分が鮮やかなもの、身が透き通ったような鮮やかな赤色のものを選びましょう。表面の水分をふき取り、ペーパータオルで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫へ。下味をつけておくとより日持ちしますが、傷みやすい魚なので、1〜2日で食べきりましょう。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。表面に水分がついていると傷みやすいので、ふき取ってから保存します。気品のある香りと甘さで、贈答品などにも利用される果物のひとつです。果肉の色から、アールス(マスク)、アンデスなどの青肉種、夕張、クインシーなどの赤肉などの白肉種の3つに分類されます。またプ種、新リンス、ハネデューなど網目のないノーネット系も出回り、味わいや食感、香りの違いが楽しめます。きれいな球形で、網目のはっきりしたものを選びましょう。網目のない種類は、ずっしりと重みを感じるものがおすすめです。かたく、香りの弱いものは冷暗所で保存すると追熟します。底を軽く押してみて弾力を感じるようになったら、冷蔵庫で数時間冷やして食べましょう。2日ほどで食べきるのがおすすめです。きゅうりの食材メロンメ

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