β-カロテン、ビタミンCを多く含む緑黄色野菜。地中海沿岸原産のケールを起源とする、キャベツの一種を品種改良した野菜で、食べているのはつぼみの部分です。茎も食べられるので、外側のかたい部分を削いで一緒に調理しましょう。洗う時はたっぷりの水につけて、ふり洗いします。主に茎を食べる新品種の茎ブロッコリーも、アスパラガスのような味わいで人気です。主にスティックセニョールという名前で出回ります。緑色が濃く、つぼみがこんもりとしてかたくしまっていいいるもの、茎の切り口がみずみずしく、すが入っていないものを選びましょう。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。淡泊で上品な味わいで、湯豆腐などの鍋料理をはじめ、焼きもの、揚げもの、洋風料理にも合う、使い勝手のよい寒魚です。良質なたんぱく源になるほか、ビタミンD・B12などを含みます。身にはり、透明感があって、ややピンクがかったもの、皮に光沢があるものを選びます。水気をふき、1切れずつラップで包んで冷蔵庫へ。1〜2日で食べないなら、冷凍保存が安心です。使うタイミングに合わせて冷蔵室に移し、解凍して調理します。2■ 料理/重信初江(表紙、14下、15、20、25)、小田真規子(P3-4)、林亮平(P5)、藤野嘉子(P7-14上、16-19)、牧野直子(P21-22) ■撮影/邑口京一郎(表紙、14下、15、20、25)、岡本真直(P3-4)、野口健志(P5、21-22)、原ヒデトシ(P7-14上、16-19) ■スタイリング/吉岡彰子(表紙、14下、15、20、25)、阿部まゆこ(P3-4)、宮沢ゆか(P5、7-14上、16-19)、浜田恵子(P21-22) ■イラスト/バーバラ(P2) ■栄養計算/株式会社フードアンドヘルスラボ ■校正/株式会社ぷれす、畠山美音 ■デザイン/Comboin(西野直樹)、佐藤秀紀(P23-24) ■編集/石田純子、久保木薫、荒巻洋子、平山祐子「立つ」という言葉には「始まり」の意味があります。二十四節気で春の始まりとなるのが立春で、旧暦では、一年の始まりと考えられていました。まだ寒い日は続きますが、少しずつ春の訪れを感じ始める頃。梅の花がほころび、うぐいすの鳴き声が聞こえてきます。【風習】禅寺では立春の早朝、縦に「立春大吉」と書いた紙札を門に貼ります。この文字は左右対称で裏からも同様に読め、鬼が門を入ってきても、ふり返った時時に入に入り口口とを入ってきても、ふり返った時に入り口と勘違いして出て行ってしまうため、厄除けとされています。【食べ物】「立春大福」と呼ばれる大福が大きな福を呼び込むとされ、その日に食べると縁起がよいといわれています。くらしの歳時記4日立春ブロッコリーたら
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