ふれ愛交差点 2022年12月号
4/29

■皮州2■■■■■■■みかんは日本生まれの柑橘です。皮がやわらか温く手で簡単にむけるため、広く親しまれている冬の果物です。ビタミンCやβ‒クリプトキサンチンが含まれ」と呼ばれ、七味唐辛子ます。乾燥させた皮は「陳の材料のひとつとして使われます。皮の色が鮮やかで、フカフカと浮いていないもの、きれいな円形で、小さなヘタが中心にあるものを選びましょう。常温保存が可能です。直射日光の当たらない、風通しのよいところで保存しましょう。ぶりになるまでを、東日本では、わかし→いなだ→わらさ、西日本では、つばす→はまち→めじろなど、成長するにつれて名前が変わる出世魚で、縁起物としておせち料理などにも使われます。冬のぶりは寒ぶりと呼ばれ、脂がのって身が締まり、人気があります。刺身、焼きもの、煮ものなど、幅広く楽しめます。血合いの色が鮮やかで、皮と身にツヤがあるもの、切り口がシャープなものがおすすめです。表面の水分を取り、ラップでピッチリと包んで冷蔵庫に入れます。しょうゆ、みりん、酒をからめてから冷蔵すれば、下味がつくと同時に、より日持ちもしますが、傷みやすい魚なので1〜2日のうちに食べきりましょう。■ 料理/重信初江(表紙、P11中、15中、17-19)、小田真規子(P3-7)、林亮平(P8)、小林まさみ(P9-10、11上、11下、12-15上、15下、16、20)、牧野直子(P21-22) ■撮影/邑口京一郎(表紙、P11中、15中、17-19)、岡本真直(P3-7、21-22)、野口健志(P8)、鈴木泰介(P9-10、11上、11下、12-15上、15下、16、20) ■スタイリング/吉岡彰子(表紙、P11中、15中、17-19)、阿部まゆこ(P3-7)、宮沢ゆか(P8-10、11上、11下、12-15上、15下、16、20)、浜田恵子(P21-22) ■イラスト/バーバラ(P2) ■栄養計算/株式会社フードアンドヘルスラボ ■校正/株式会社ぷれす、畠山美音 ■デザイン/Comboin(西野直樹)、佐藤秀紀(P23-24) ■編集/石田純子、久保木薫、荒巻洋子、平山祐子一年のうち、最も昼が短く、夜が長い日です。「一■■陽■■来■■復■■」とも呼ばれ、この日を境に昼が長くなり、太陽が力を取り戻すことから、これから運気が上がってくる、物事がよい方向へ向かう日とされています。古代には、新年が訪れ、春が来る一年の始まりの日とされていました。【風習】お風呂にゆずを浮かべる「ゆず湯」は、ゆずの香りや薬効で体を清める意味があります。冬至にゆず湯に入ると、風邪をひかないといわれています。【食食べ物べ】名前に「ん」がつく食べべ物を食食べ【食べ物】名前に「ん」がつく食べ物を食べると運を呼べるとされています。なんきん(=かぼちゃ)の煮ものが知られていますが、れんこん、ぎんなんなどもよく食べられます。くらしの歳時記22日冬至みかんぶり

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る