ふれ愛交差点 2022年9月号
4/29

梨胞細2■■■■■■健康効果の高いβ-カロテンを多く含みます。「カロテン」というのはにんじんの英名「キャロット」に由来するといわれています。β-カロテンは油脂と一緒に調理すると吸収率が高まります。油炒めや揚げものなどがおすすめです。表面の凹凸が少ないもの、オレンジ色の濃いものがおすすめです。葉が生えている部分が細いものは芯も細く、やわらかいとされています。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。できるだけ立てた状態で保存すると鮮度が保てます。みずみずしく甘みの強い幸水、歯ざわりのよい二十世紀など、品種の多い果物のひとつです。独特のシャキシャキとした食感は、石ルという成分で、スッとする後味が楽しめます。ずっしりと重みがあるもの、形が丸く、皮にはりがあるものを選びましょう。ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ入れます。室温においても追熟はしないので、早めに食べましょう。と呼ばれる食物繊維の一種。さわやかな甘みはソルビトー秋の味覚の代表格。体形が刀状であることから、漢字では「秋刀魚」と書きます。定番の塩焼きのほか、刺身や揚げものなどさまざまな調理法で楽しみましょう。DHAやEPAなど、良質の脂質を多く含みます。目が澄んでいて全体に光沢があるもの、身がふっくらとして、肩にあたる部分が張っているもの、口の先が黄色っぽいものがおすすめです。内臓を除いて水洗いし、水気をしっかりふいてラップで包み、冷蔵庫で保存します。翌日には食べきりましょう。■ 料理/重信初江(表紙、P12、14下、15、20、25)、小田真規子(P3-4)、林亮平(P5)、市瀬悦子(P7-11、13-14上、中、16-19)、牧野直子(P21-22)■撮影/邑口京一郎(表紙、P12、14下、15、20、25)、岡本真直(P3-4、21-22)、野口健志(P5)、原ヒデトシ(P7-11、13-14上、中、16-19) ■スタイリング/吉岡彰子(表紙、P7-20、25)、阿部まゆこ(P3-4)、深川あさり(P5)、浜田恵子(P21-22)、 ■イラスト/バーバラ(P2) ■栄養計算/株式会社フードアンドヘルスラボ ■校正/株式会社ぷれす、畠山美音 ■デザイン/Comboin(西野直樹)、佐藤秀紀(P23-24、26) ■編集/石田純子、久保木薫、荒巻洋子、平山祐子縁起がよいとされる奇数の最大の9が重なるこの日を、盛大に祝う中国の習わしが日本に伝わったものです。5月5日の端午の節句、7月7日の七■■夕■■の節句と並ぶ五節句のひとつです。旧暦のこの頃に菊が見頃になることから、「菊の節句」とも呼ばれ、菊の花を観賞したり、花びらを酒に浮かべて飲んだりしました。菊は生命力が強いので、長寿を願う意味も込められています。【風習】平安時代には、前日に菊の花に真綿真をかぶせ香りが移ったそその真綿でで真綿をかぶせ、香りが移ったその真綿で体をふいて邪気を祓■■い清める「被■■綿■■」という習わしがありました。【食べ物】この頃は栗がおいしい季節に当たるため、「栗の節句」とも呼ばれます。栗ごはんなどで五穀豊穣を祝います。くらしの歳時記重ちょう陽ようの節句9日さんまにんじん

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る