ふれ愛交差点 2022年8月号
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梨胞細2■■■■■■すっきりとした甘さとみずみずしさ、独特のシャキシャキとした食感が人気の梨。この食感のもとは石二十世紀など、さまざまな品種が出回ります。クエン酸、リンゴ酸などの有機酸を多く含みます。ずっしりと重みがあり、きれいな球形に近いものがおすすめです。収穫後、皮の色が少しずつ濃くなります。色が濃過ぎないものを選びましょう。乾燥しないようにポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存を。室温においても追熟はしません。なるべく早めに食べましょう。という食物繊維です。幸水、豊水、大豆が熟す前の未熟果が枝豆です。その栄養価の高さから「畑の肉」と呼ばれる大豆と同様にたんぱく質やイソフラボン、レシチン、サポニンなどを多く含みます。うぶ毛が白い枝豆(白毛豆)が一般的ですが、最近では、地方の在来品種である茶豆や黒豆なども出回り、人気です。緑色が鮮やかで、うぶ毛が濃いもの、豆の大きさが揃っているものを選びましょう。できれば枝付きのものがおすすめです。鮮度がより長持ちします。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。時間とともに味が落ちるので、早めにゆでて食べましょう。■ 料理/重信初江(表紙、P8下、11-12、13下、14上、16中、17中、20、25)、小田真規子(P3-4)、林亮平(P5)、小林まさみ(P7-8上、中、9-10、13上、中、14下、15-16上、下、17上、18-19)、牧野直子(P21-22) ■撮影/邑口京一郎(表紙、P8下、11-12、13下、14上、16中、17中、20、25)、岡本真直(P3-4、21-22)、野口健志(P5)、鈴木泰介(P7-8上、中、9-10、13上、中、14下、15-16上、下、17上、18-19) ■スタイリング/吉岡彰子(表紙、P8下、11-12、13下、14上、16中、17中、20、25)、阿部まゆこ(P3-4、21-22)、深川あさり(P5、7-8上、中、9-10、13上、中、14下、15-16上、下、17上、18-19) ■イラスト/バーバラ(P2) ■栄養計算/株式会社フードアンドヘルスラボ ■校正/株式会社ぷれす、畠山美音 ■デザイン/Comboin(西野直樹)、佐藤秀紀(P17下、P23-24) ■編集/石田純子、久保木薫、荒巻洋子、平山祐子お盆は先祖の霊をお迎えしてもてなし、供養する行事です。地域により、7月に行うところと8月に行うところがあり、8月に行うお盆を「月遅れ盆」といいます。月遅れ盆は夏の一番暑い時期に当たります。ふるさとで家族や親戚と一緒に先祖を思い、なつかしむ時間を大切にしていきたいものです。【風習】きゅうりやなすに棒を刺して精■■■霊■■■馬■■を作ります。これらは先祖の霊が乗るためのもので、きゅうりの馬で早く家に戻れるように、なすの牛でゆっくりと帰れるようにという思いが込められています。【食べ物】生き物の殺生を禁じた仏教の教えにのっとり、精進料理で先祖をもてなします。くらしの歳時記月遅れ盆枝豆

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