ふれ愛交差点 2022年7月号
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明治時代以降、北海道から本格的な栽培が始まりました。食用となる品種はスイートコーンで、実の色が黄色いゴールデンが主流です。食物繊維やカリウム、ルテインなどを含みます。皮の色が濃いもの、実が先端まで詰まっているもの、ひげが褐色でふさふさとしているものがおすすめです。鮮度が落ちやすく、時間とともに甘みも減っていきます。買ってきたら早めに調理しましょう。ゆでて実をはずして冷凍しておくと便利です。土用の丑の日に食べるとよいといわれるうなぎ。ビタミンA・B₁・B₂のほか、鉄、カルシウムなどのミネラルや、DHA、EPAを多く含み、夏のスタミナ源としておすすめです。市販の蒲焼きは少量の酒をふってフライパンで蒸し焼きにすると、ふっくらとやわらかく温め直すことができます。1枚ずつラップで包み、冷蔵庫へ。2日ほどで食べきりましょう。2■ 料理/重信初江(表紙、P9上、10、18、25)、小田真規子(P3-4)、林亮平(P5)、武蔵裕子(P7-8、9下、11-17、19-20)、牧野直子(P21-22) ■撮影/邑口京一郎(表紙、P9上、10、18、25)、岡本真直(P3-4、21-22)、野口健志(P5)、原ヒデトシ(P7-8、9下、11-17、19-20) ■スタイリング/吉岡彰子(表紙、P9上、10、18、25)、阿部まゆこ(P3-4、21-22)、深川あさり(P5)、宮沢ゆか(P7-8、9下、11-17、19-20) ■イラスト/バーバラ(P2) ■栄養計算/株式会社フードアンドヘルスラボ ■校正/株式会社ぷれす、畠山美音 ■デザイン/Comboin(西野直樹)、佐藤秀紀(P23-24) ■編集/石田純子、久保木薫、荒巻洋子、平山祐子桃の節句や端■■午■の節句と同じく五節句のひとつで、「七■■夕■■の節句」といいます。中国から伝わった、年に一度だけ織姫と彦星が出会えるという「星伝説」と、機織りが得意な織■■■女■■にあやかって手芸の上達を願う「乞■巧■■奠■■」という行事から生まれたものといわれています。【風習】生命力にあふれ、まっすぐに伸びる笹や竹に、願いごとを書いた5色の短冊をつるします。5色は緑、赤、黄、白、黒で、中国の陰陽五行説の5要素(木、火、土、金、水)に当てはめたものを意味します。【食べ物】七夕にはそうめんを食べます。小麦や米粉を練って縄状にした古代中国の索■■餅■■という食べ物に由来するようです。くらしの歳時記7日 七たなばた夕とうもろこしうなぎ(蒲焼き)

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