ふれ愛交差点 2022年6月号
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6June月1味わいにクセがないので、調理法や味付けを選ばず、どんなおかずにも使いやすい夏野菜です。主流は長い卵形の千両なすですが、全国各地にさまざまな品種があり、郷土料理にもよく使われます。青紫色の色素の元はポリフェノールの一種であるナスニンで、なすの皮に含まれています。大豆の未熟果が枝豆です。たんぱく質やビタミン類など栄養が豊富で、おつまみにもおすすめの野菜です。塩をまぶして鍋に入れ、ひたひたの水を加えてふたをして煮立て、1分ほど蒸しゆでにすると、うまみを逃さずにおいしく食べられます。さやの緑色が鮮やかで、うぶ毛がきれいについているもの、豆がふっくらとして、大きさが■っているものを選びましょう。時間とともに甘み、うまみが落ちていきます。できるだけ買ってきたその日に食べきるようにしましょう。ゆでてから冷凍すれば、1カ月ほど保存可能です。食べる時は自然解凍で。はり、ツヤがあり、紫色の濃いもの、ガクのトゲガクのトゲがとがっているものを選びましょう。ヘタの切り口がみずみずしいものがより新鮮です。冷やし過ぎると低温障害を起こし、傷みやすくなります。直接冷気が当たらないようにペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。初夏から盛夏の果物の代表格。水分が多く、暑い日の水分補給にぴったりです。赤い果肉の色素はリコピンです。果肉を食べたあとは、かたい表皮をむいて白い部分を漬けものにすると、白うりのような味わいが楽しめます。緑色が濃く、黒い縞模様がはっきりとしているものがおすすめです。カットされているものは、切り口がくずれていないものを選びましょう。丸ごとなら風通しのよい冷暗所で保存します。カットしたら冷蔵庫に入れ、2〜3日のうちに食べきりましょう。枝豆なすすいか

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