ふれ愛交差点 2022年5月号
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5May月■瓜豆1■■■■■■■■■※掲載食材の選定は、東京中央卸売市場の取扱実績に基づいています。パリパリした食感と、みずみずしくさわやかな味わいが特徴の夏野菜です。江戸時代頃までは」と呼ばれ、熟して黄色くなったものを食「黄べていましたが、苦みが強いので、味のよい未熟なうちに食べるようになったといわれています。生で食べるのはもちろんのこと、目先を変えてサッと炒めて食べるのもおすすめです。さやが空に向かって伸びることから「空豆」、さやの」とされたなど、名形が蚕前の由来は諸説あります。たんぱく質のほか、ビタミン、ミネラルも含みます。さやの緑色が鮮やかでツヤがあるもの、筋が変色していないものを選びましょう。豆が空気に触れると鮮度が落ちていきます。さや付きのものを買い、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。調理する直前にさやから出し、できるだけその日のうちに食べましょう。すぐに食べられない時は、ゆでてから冷凍保存がおすすめです。に似ていることから「蚕にはりがあり表面のいぼ皮にはりがあり、表面のいぼがとがっているもの、ヘタの切り口がみずみずしいものを選びましょう。水気があると傷みやすいのでよくふき取り、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。サラダや冷やしトマトなど、そのまま生で食べることの多い野菜ですが、昆布と同じうまみ成分のグルタミン酸を多く含み、煮込み料理などにもよく使われます。含まれているリコピンは、油脂と一緒にとることで吸収がよくなります。ヘタがピンとしているもの、ヘタと反対側の中心から白い筋が放射状についているもの、色ムラがないものがおすすめです。未熟でかたいものは、室温に2〜3日おいておくと追熟して赤みが増し、うまみもアップします。完熟のものはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れましょう。そら豆きゅうりトマト

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