ふれ愛交差点 2022年4月号
3/29

4April月新じゃがいも収穫後、貯蔵せずに出荷されるのが新じゃがいもです。とれたてもですとれたてなので水分を多く含んでみずみずしく、皮が薄くやわらかいのが特徴です。皮ごと調理すれば煮くずれしにくく、炒めものにもおすすめです。ビタミンCやカリウム、食物繊維を含みます。皮が薄く透明感があるもの、傷やしわが少ないものを選びましょう。芽が出ていたり、皮が緑がかったものは避けましょう。光に当たらないように新聞紙などで包み、風通しのよい冷暗所で保存します。水分が多く傷みやすいので、早めに食べきりましょう。冬のキャベツに比べて全体が球形に近く、巻きがゆるいのが特徴です。葉はみずみずしくてやわらかく、生でも甘みがあるので、サラダなどに適しています。芯の部分も薄切りにして炒めものや汁ものの具にどうぞ。胃腸の調子をととのえるビタミンUや、ビタミンCを含みます。巻きがゆるいので、持った時に軽いものを選びましょう。カットされているものは、切り口が盛り上がっていないものがおすすめです。芯をくりぬくか、ようじなどを刺して生長点を壊すとみずみずしさが保たれます。ラップでぴっちりと包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。竹の若い芽の部分がたけのこです。独特のえぐみがあるので、新鮮なうちにゆでて、水にさらしてから調理します。ゆでる時に米ぬかを入れると、えぐみ成分であるシュウ酸を吸着してくれます。カリウムや食物繊維を含みます。よく太って、ずっしりと重みがあるもの、皮にツヤのあるものがおすすめです。穂先がしまっていて、緑色になっていないものを選びましょう。収穫後、時間がたつにつれてどんどんえぐみが増していきます。できるだけ早めに下ゆでをしましょう。ゆでたらたっぷりの水にひたして冷蔵庫で保存します。毎日水を替えれば、1週間ほど日持ちします。1春キャベツたけのこ

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る