ふれ愛交差点 2022年2月号
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❶❷2東京・江戸川区の小松川という地域で多く栽培されていたため、この名がついたと言われています。ほうれん草と並んで冬においしい葉野菜です。アクが少ないので、下ゆでせずに調理できます。β-カロテンのほか、カルシウムや鉄も多く含みます。鉄はビタミンCと合わせてとることで、吸収率がアップします。葉が肉厚で、黄色く変色していないもの、葉と茎が同じくらいの大きさのものがおすすめです。しめらせたペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。なるべく立てた状態で保存しましょう。 ▶8ページもご参照ください。一年の始まりとなる立春の前日。恵方巻きを食べて運気をアップさせましょう。節分とは、季節の分かれ目を指す言葉で、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前日のことです。古くは立春から新年が始まるとされ、節分は大晦日と同類の日として重んじられました。節分には邪気を祓■■うために豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりします。新しい年の恵方を向いて太巻きを1本丸ごと、無言で食べる恵方巻きの風習は、関西から広まったといわれています。2022年の恵方は北北西です。料理/重信 初江■料理/重信初江(表紙、P1-2、8、11、15)、小田真規子(P3-4)、藤野嘉子(P5-6)、ほりえさわこ(P9-10、12-14、16-20)、藤井 恵(P21-22)、藤野貴子(P25) ■撮影/邑口京一郎(表紙、P1-2、8、11、15)、岡本真直(P3-6、21-22、25)、鈴木泰介(P9-10、12-14、16-20) ●スタイリング/吉岡彰子(表紙、P1-2、5-6、8、11、15、25)、阿部まゆこ(P3-4)、深川あさり(P9-10、12-14、16-20)、浜田恵子(P21-22) ■イラスト/バーバラ(P2) ■栄養計算/八田真奈 ■校正/株式会社ぷれす、畠山美音 ■デザイン/Comboin(西野直樹)、佐藤秀紀(P23-24) ■編集/石田純子、久保木薫、荒巻洋子、平山祐子3日 節分節分Recipe Card 1人分153kcal 塩分0.9g 調理時間10分…小1缶 マヨネーズ…大さじ1 しょうゆ…小さじ1A 練りわさび…小さじ¹⁄2作り方鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々(材料外)を加える。小松菜を根元から入れてしんなりするまでゆでる。冷水にとって冷まし、水気をしぼって長さ3〜4㎝に切る。Aは混ぜる。ボウルに小松菜、ツナを汁気をきって入れ、Aを加えてあえる。CGC二段熟成特選丸大豆しょうゆさば一般的にさばと呼ばれているのは、真さば、ごまさばで、冬においしいのは真さばです。塩焼き、みそ煮など、古くから日本人の食卓を彩ってきました。DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含みます。小松菜ブロッコリーつぼみと茎を食べる野菜です。キャベツやカリフラワーと同じアブラナ科で、抗酸化力の強いイソチオシアネートと呼ばれる成分を含みます。つぼみがかたくしまり、密集しているものがおすすめです。茎も捨てずに外側のかたい部分をそいで調理を。くらしの歳時記小松菜とツナのあえもの材料 (2人分)小松菜…1束(200g)ツナ(缶詰・オイル漬け)

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